・アレルギー性結膜炎
眼科で最近よく受診されているものに、「アレルギー性結膜炎」がある。春先から始まり五月の連休ごろまで続く、いわゆる花粉症のことである。花粉症の症状として目が痒くなるのだが、朝起きる時など無意識に手で擦ってしまい、細菌が入り込みさらに症状を悪化させてしまったことはないだろうか?
アレルギーが原因で結膜炎の症状がでるため、感染はしないのだが、あまり擦っていると細菌性の結膜炎を引きおこす可能性もある。アレルギー症状が出たのならば、すぐに眼科に行って点眼薬の処方をしてもらおう。痒みが酷いなど症状が強ければ、ステロイド入りの目薬が処方される場合もあるが、痒みが収まり悪化を防いでくれるので、怖がる必要はないようだ。
もちろん使用上の注意は必要である。アレルギーといえばスギ花粉が有名だが、他にも檜やブタクサなど様々なものがあるので季節もいろいろある。春先でなくておかしいと思ったら、すぐに眼科で受診しよう。血液検査などでアレルギーの原因を調べてくれる場合もある。また、猫や犬の毛のアレルギーも考えられるのだ。
眼科においてアレルゲン、つまり何がアレルギーの原因となっているかを調べて、除去することで随分と症状が改善される。残念ながらアレルギーの体質そのものを治療して、完治をすることはできないが、アレルゲンに近づかない努力をすることで症状を改善することはできるので、まずは眼科で調べてもらおう。ストレスのない生活も重要な要素だ。
・ものもらい
眼科での症例に「麦粒腫」というものがある。「ばくりゅうしゅ」と読むのだが、何の事だかわかるだろうか?いわゆる一般にいわれている「ものもらい」のことだ。ものをもらう、とあるように感染するものである。細菌である黄色ブドウ球菌によるもので、瞼やまつ毛の付け根にプチっとでき物ができるのだ。痛さも伴うがさほどではない。
しかし、見た目にもしっかりとでき物があることがわかるので判別しやすく、もしも出来てしまったら早目に眼科の診療を受けたほうがいいだろう。目のまわりには様々な分泌腺があるのだが、その腺に入り込み悪さをするため、ニキビ状になり膿をもっていて赤く腫れてしまう。暫くすると膿が自然に出て来て治るのだが、ひどくなるとを持った部分が大きくなり、痛みも増してくるのだ。
眼科での治療としては、抗生物質を用いるのだが、大きく化膿した場合には切開をして膿を取り出すことにもなる。だから、なるべく早く大きくならないうちに眼科にかかり直してしまうほうがよいだろう。意外と県戦力も強いので、他の人に感染しないようにする配慮も必要である。
ものもらいは子共がかかりやすい病気として知られているが、大人でもなるときがある。身体が疲れていて免疫力が落ちている場合になりやすいようだ。もしも症状が現れたなら、身体が疲れていると考えて、しっかりとした睡眠やゆったりとした時間をとって、さらに栄養のある食事をしっかりととるようにしたほうがいいだろう。 |